バラやつるバラの本を数多く持っていますが、これは本当にニーズに合います。例えば、「高い塀があるんだけどどんなバラが合うだろう」「ちょっと日陰の場所があるけど何を育てれるかしら」などなど、場所の条件と育てたい(こうなって欲しい)なんとなくのイメージはあっても、何が適するか分からないってことありませんか?この本はそれにちゃんと応えてくれます。素敵な写真も分かりやすいイラストも多く、何より、きちんとした納得のいく文章での説明もあり。村田さん自身の意見もわかりやすく、何度も何度も開いてしまいます。ほんっとにお薦め!!!!!!
庭のなかのバラおすすめ度
★★★★★
庭の中でバラを位置づけていく本だと思いました。そして、さまざまな提案にあふれています。
たとえば……。
花が美しく、花つきの良い、今流行のイングリッシュローズ。
わたしなども、何本か育てていたのですが、ややもすると伸びすぎて、庭でもてあましてしまったことがありました。どうしたら庭にしっくりくるのだろうと悩みました。
そのイングリッシュローズを、すっきり、ドームにする方法が載っています。びっくりしました。こうすれば良かったんだと思いました。鉄パイプで作るドームなのですが、すごい提案だと思います。
とても実用的ですおすすめ度
★★★★★
場所や目的ごとにどのような品種が向いているか、どのような手入れが必要なのかが詳細に説明されていて、とても実用的な本です。写真も単にバラの美しさを紹介しているのではなく、場所ごとに適した品種を選んだ実例が掲載されていて、役に立つ写真が満載です。文章もとてもわかりやすく大変参考になりました。
初心者向けではないです
おすすめ度 ★★★★★
この本は一応初心者でも分かるように丁寧に解説されていますが、私が見た感じでは、中級者向けの本だと思いました。
バラがメインの庭が撮されていますが、誘引の方法が分かるように、ひいて写真を撮られていて、一見風景写真のように見えますが、こういう仕立て方もあるんだと感心させられるものが沢山あり、参考になりました。
シーン別に少しですがバラ図鑑があり、参考になります。
概要
バラで彩るあなただけの風景。おすすめの場所別バラ図鑑つき。
内容(「MARC」データベースより)
お気に入りのバラを育てる、アーチやフェンスで道ゆく人とバラを満喫する…。そんな夢を実現するためのささやかな一冊。初心者に扱いやすい品種でバラのアーチや壁面、ベランダの作り方や半日陰の庭、バラの育て方を紹介する。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
村田 晴夫
1951年(昭和26)神奈川県生まれ。73年に小田急電鉄向ヶ丘遊園に入社。77年にバラ園の責任者となる。欧米のローズ・ガーデンやナーセリーを訪問し研鑽を積み、85年に伊丹バラ園に入社。営業部長を務める。88年に村田ばら園を設立。また、97年より小淵沢に山のばら園を開設。バラ苗の生産、バラを主体にした庭づくりやバラの庭づくりレッスンを「オークン・バケット」などでおこなっている